お盆の迎え火はいつ焚くの?日本人としてぜひ知っておきたいこと!

私たちは毎年夏になると、お盆と呼ばれる時期を迎えます。

お盆といえば、私たちのような勤め人にとっては、待ちに待った、1年の中でもとってもウレシイ長期休暇!

何をしようか、どこに行こうかと楽しみになってしまいます。

この時期に両親や義父母の実家へ家族全員で子供を連れて帰省するという楽しみもありますね。

一方で、お盆は1年の中でも滅多にないお墓参りの時期。

そして、お盆の期間に行う儀式としてあげられるのが「迎え火」と呼ばれるものがあります。

迎え火について、言葉自体は聞いたことがあるかもしれませんが、いつどのようにして行うのかといった具体的な内容についてはわからないという人も多いと思います。(私も含めて…)

そこで、このお盆の時期に行われる迎え火について、いつ焚くか?何時ころがいいの?など、

迎え火をやった経験のない人、よく知らない人は、この機会にぜひとも日本人として知っておくようにしましょう。

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お盆の迎え火はいつ焚くの?

あなたもご承知のように、お盆はご先祖様と過ごす大切な期間とされています。

あの世から戻ってくるご先祖様の霊が途中で迷わずに、家まで帰ってきていただけるように、目印として道を明るくして迎え火を焚きます。

お盆はご先祖様の霊が戻ってきた段階で始まるとされています。

今は街頭があって、実に明るいですが、その昔は夜になると真っ暗。

月の明かりが唯一の頼りだったといいます。

だから、「家はここですよ!!!」とご先祖様の霊にアピールをしたわけですね。

(でも、みんなそんなことをやっていたら、パッと見、自分の帰る場所がどこかわからなくなり、探しますね。)


そして、迎え火をいつ焚けばいいかというと、

お盆の時期で、最初の日に当たる8月13日(地域によっては7月13日)が一般的です。


ただし、お住まいの地域の慣習によっては、前日の12日に迎え火を焚いて、翌13日の朝からそのままお盆に入る場合もありますの注意してください。

お盆の時期の詳しくはこちら↓
お盆の日は7月15日って本当!?日程が地域で違う意外な秘密とは!?

お盆の迎え火は何時ころ?

お盆の迎え火は、一般的に、8月13日(地域によっては7月13日)の夕刻に家の前で焚きますが、その時に、一番大切なのはご先祖様の霊をお迎えするという「心」です。

何事もそうですが、「心」ですね。

「○○家のご先祖様、今日からお盆になります。

お迎えの火を焚かせていただきました。

どうぞこの火を目印にして気をつけて帰ってきてください。」


と呼びかけましょう。

恥ずかしいと思うあなたは、祈るように心の中ででも構いません。


そして、お盆の迎え火は、夕刻といいますが、具体的に何時ころがいいのかというと

日が落ちた日没後の少しまだ明るさが残っているうちに迎え火を炊きます。



その理由は、1年に一度のご先祖様の霊をお迎えする大切な機会なので、ご先祖様に「お待ちしていました」の心で、なるべく早い時間、暗くなる前にご先祖様をお迎えするのです。

しかし、どうしてもお仕事などの関係で、薄暮の時間に間に合わない場合もあるでしょう。(実際、私もそうです…)

その場合は、暗くなってからでも構いませんので、できるだけ早い時間に迎え火を焚いてお迎えしてください。

できれば20時ころまでがよいとされます。

その時も心を大切に。

二度もいいますが、

「○○家のご先祖様、今日からお盆になります。

お迎えの火を焚かせていただきました。

どうぞこの火を目印に帰ってきてください。」

と呼びかけましょう。祈るように心の中ででも構いません。

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さいごに

お盆の迎え火はいつ焚くのか?

これでおわかりになったかとも思います。


お盆の迎え火は、お盆の時期で最初の日に当たる8月13日(地域によっては7月13日)が一般的。

ただし、お住まいの地域の慣習によっては、前日の12日に迎え火を焚いて、翌13日の朝からそのままお盆に入る場合もあります。

お盆の時期の詳しくはこちら↓
お盆の日は7月15日って本当!?日程が地域で違う意外な秘密とは!?

お盆の迎え火は、夕刻、日が落ちた日没後の少しまだ明るさが残っているうちに迎え火を炊きます。

その際は、心が大切。


「○○家のご先祖様、今日からお盆になります。

お迎えの火を焚かせていただきました。

どうぞこの火を目印にして気をつけて帰ってきてください。」

と呼びかけましょう。

恥ずかしいと思うあなたは、祈るように心の中ででも構いません。


そして、お盆の迎え火で、火を焚く場所は、家の門や玄関の前になります。

「おがら」というものに火を付けます。(お近くのスーパーやホームセンター、お花屋さんなどで、お盆セットとして売っている。…かも。)

おがらは麻の皮を剥いだ茎の部分をいいます。中は空洞になっています。

古来より日本では、麻は清浄なものとして扱われていました。

麻のおがらを燃やすことにより、空間を清めるという意味があるんです。



迎え火が終わった後は、バケツなどに水を用意しておくなどして、火の後始末もきちんとしましょう。

地面にそのまま火を焚いてもよいのですが、風の強い日などは飛んでしまい危険なときがありますので注意が必要です。

また、よくあるお菓子の詰め合わせの贈答用の缶などを利用すると、終了後に水を入れて、火を完全に消せて、フタもできるので迎え火に利用してもよいです。

今は、100均でも迎え火をするためのいい蓋付きの金属バケツが売ってます。あなたも100均で眺めてみてください。

個人的に100均は行くと楽しいですよね。いろいろなものが100円で楽しくなっちゃいますね。

おがらの火つきがとても良く、おがらが燃え残ることもなく焚かれます。

火事等の心配がなく、ご先祖様の霊をお迎えすることに気持ちが集中できますよ(^^

とにかく火事などには十分に気をつけて、ご先祖様の霊を迎え火でお迎えしましょう。

だだし、現実問題、家やマンションの問題などで、火なんて焚けないよ!という人も多いはず。

うちの実家でもそうですが、現代では、電気の盆提灯がよく使われていますし、使っている人も結構多いので、ぜひこちらを迎え火にしてみてはいかがですか(^^

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