スタッドレスタイヤの保管方法!長持ちさせる重要な3つの秘密とは?
冬の雪の時期が終わりスタッドレスタイヤを片付ける時期になると困るのが「スタッドレスタイヤの保管」。
保管方法によって、スタッドレスタイヤの寿命が短くなるって知っていましたか?
どこに置こうかな?と困ったりしますが、保管方法が悪いとスタッドレスタイヤの寿命が短くなってしまいます。これは痛い…
正直、スタッドレスタイヤは高いので、そうそう頻繁に買ってはいられませんよね。「できるだけ長持ちさせたい!」と思います。
そこで、正しい方法でスタッドレスタイヤを保管すると寿命が長くなるのですが、スタッドレスタイヤを長持ちさせる寿命が伸びる保管方法の重要な3つのことや意外にやってしまっている寿命を短くしてしまうポイントについてお伝えします。「10年もつ…かも!?」
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スタッドレスタイヤの保管 3つの重要な方法
一般的にスタッドレスタイヤの寿命は「3~5年」と広くいわれていますが、保管方法でその寿命を延ばすことできます。逆に言ってしまうと、保管方法しだいでスタッドレスタイヤは早くダメになってしまうのです。
そこで、スタッドレスタイヤを長持ちさせる保管方法をお伝えしますが、まずはスタッドレスタイヤの「保管する前にやること」をお伝えして、その次に「保管場所」、最後に「スタッドレスタイヤの積み方」の3つの重要なことをお伝えします。
スタッドレスタイヤを保管する前にすること
スタッドレスタイヤを保管する前にすることは以下の3つのことです。
■スタッドレスタイヤを保管する前にすること■
- シャンプーでよく汚れを落す
- 水気を拭き、乾かす
- 空気圧を半分くらいに減らす
保管する前にすることについて、シャンプーでよく汚れを落すことについては、スタッドレスタイヤは、泥汚れや油汚れ、さらに融雪剤が付着していて、非常に汚れや異物でかなり汚れています。
その汚れなどをしっかり落とさないと、ゴムを変質させる恐れがあるからです。
そして、水分も、ゴムを変質させる恐れがあるので、スタッドレスタイヤは水気を拭いて、乾燥させて保管します。
そして、最後の空気圧を半分くらいに減らすについては、スタッドレスタイヤは、空気が入っているわけですが、言ってみればパンパン状態ともいえます。
そこで、空気を抜き、空気圧を半分くらいにしてあげると、タイヤへの負荷を減らすことができるので、長持ちするわけです。
一般的な乗用車なら、100 kPa(1.0 kgf/cm2) くらいがおすすめです。
空気圧は空気圧計とかタイヤゲージとよばれていて、こんなもので簡単にはかることができます。
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タイヤの空気を入れるところに、空気圧計(タイヤゲージ)の口を押し当てると、その空気圧でメーターがふれて、空気圧がわかるというもんです。
空気圧計(タイヤゲージ)は、カーショップやホームセンターで購入することもできますが、お近くのガソリンスタンドでも空気圧を確認することができると思います。(ガソリンスタンドは空気入れに空気圧計がついているものもあります)
そして、ここで、保管する前にキレイに「タイヤ光沢保護剤は塗ったほうがいいんじゃないの?」と思います。
私も塗った方がいいと思っていました。
しかし、これを聞いて、タイヤ光沢保護剤(タイヤワックス)を塗るのをやめました。
あるタイヤメーカーの人の話だと、タイヤ自体に保護剤が練り込まれて、自然と保護剤がタイヤの外に出るようになっているので、タイヤの光沢保護剤(タイヤワックス)などを塗ると、タイヤに練り込まれている保護剤がタイヤの外に出るのを妨げてしまうからなんだそうです。
それで、逆に、「タイヤがひび割れてきた」「タイヤが劣化した」なんてことがあるとのことですよ。
だから、タイヤ光沢保護剤(タイヤワックス)を使うのをやめたわけです。
スタッドレスタイヤの保管場所
スタッドレスタイヤの保管場所は次の4つのことに注意します。
■スタッドレスタイヤの保管場所■
- 直射日光が当たらない日陰の所
- 雨や水がかからない所
- 温度が高くならない所
- 通気性がいい、風通しのいい所
直射日光は、スタッドレスタイヤのゴムを変質・劣化させますので、日陰などの日の当たらない所に置くようにします。
そして、温度が高くならない所については、わかるかとは思いますが、ゴムは、温度が高いと柔らかくなって、溶けますよね。
だから、温度が高いところに置くと、ゴムが変質してしまい、スタッドレスタイヤの寿命が縮みます。早くダメになります。ただし、よほど温度が高くない限り、心配しなくても大丈夫で、タイヤメーカーも日本の一般的な気温では、問題ないといいます。
そして、通気性がいい、風通しのいい所については、湿気の多いところに置くと、スタッドレスタイヤが変質・劣化してしまうからです。
(家の外壁などもそうですが、北側の風通しの悪いところの外壁はコケやカビが生えて、緑色になっていたり、ボロボロに痛んでいるのを見かけます)
スタッドレスタイヤの積み方
そして、最後にスタッドレスタイヤの積み方は横積みにします。横積みとは、ホイルがついているスタッドレスタイヤの場合ですが、タイヤを横にして、積み重ねる保管方法です。
この横積みの積み方は、タイヤへの負担が少なく変形の心配がない保管方法です。
例えば、長期間、スタッドレスタイヤを立てて保管すると、タイヤの重みで、タイヤと床との接地面がへこんで、その部分が平らになり、歪んでしまいます。
最近、よく見かける、売っている縦置きのタイヤラック積みですが、タイヤとラックの棒部分が当たっているので、長期間保管すると、タイヤの重みでその部分が不自然にへこんでしまう恐れがあります。
ちなみに、タイヤ単体、ホイルがついていない状態のタイヤの場合は、縦積み横積みどちらでも構いません。
スタッドレスタイヤを横積みすると、そのような負担がなく、変形することなく、きれいに保管できます。
ただし、タイヤを置く床に、段ボールや板などの敷き物をひくことをおすすめします。
その理由は、スタッドレスタイヤの内部の薬品(タイヤに練り込まれている保護剤など)による色移りを防ぐことができるからです。
このように考えると、スタッドレスタイヤの保管場所は、屋内(家の中・物置)がベストなのですが、「ベランダなら置ける」、「屋外だったら置ける」という場合は、遮光性・防水性のカバーをかけて、スタッドレスタイヤを保管してください。
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また、どうしてスタッドレスタイヤの保管場所がないという人は、お近くのタイヤの保管サービスをしているガソリンスタンドやタイヤショップ、カーショップなどがありますので、ぜひ聞いてみてください。
まとめ
スタッドレスタイヤの寿命をのばす保管方法、長持ちさせる重要な3つのことは、保管する前
- シャンプーでよく汚れを落す
- 水気を拭き、乾かす
- 空気圧を半分くらいに減らす
保管場所
- 直射日光が当たらない所
- 雨や水がかからない所
- 温度が高くならない所
- 通気性がいい、風通しのいい所
タイヤは横積みする
ということでした。
正直、スタッドレスタイヤは高いので、なかなか買い替えたくはないですよね。もったいないので、スタッドレスタイヤが痛まないように上手に大事に保管したいものです。
スタッドレスタイヤは、命を預ける重要なものです。
不安が少しでもあるようなら、スタッドレスタイヤを新しいものに買い替えたほうが、絶対に安心です。
新しく買う購入費の4、5万をケチって、事故にあって、車が廃車、大ケガをした…なんてことになったら、元もこうもないですよね。
ちなみに、私はスタッドレスタイヤは物置に保管しています。
私の住んでいるところは雪国ですので、物置には置くものが多くて…雪をのけるスノーダンプ、スコップなどなど
そして、スタッドレスタイヤは 4~5年を目安に買い替えております。そして、スタッドレスタイヤの稼働期間は、12月~4月の5ヶ月くらいです。参考になれば幸いです。
正直、できるだけ金をかけたくないですから、スタッドレスタイヤは大事に、大事に保管してます(^^;
あなたもスタッドレスタイヤの寿命をのばす保管方法、長持ちさせる重要な3つのことを守って、スタッドレスタイヤをぜひ大事に、大事にしてください!
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