千歳飴(ちとせあめ)の起源と由来、そして元祖千歳飴とは!
七五三に欠かせない
「千歳飴(ちとせあめ)」
うちの子供は終わってしまいましたが
あの「千歳飴」の謎について調べました。
千歳飴の起源や由来は何なのか?
なぜ七五三に千歳飴なのか?
気になり調べてみました。
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現在、「千歳飴」に込められた意味は
「子供が健康で長生きしてほしい」
という意味なのです。
そのため、飴は、
縁起の良い紅白の細長い棒状で長寿を願い
それを入れた袋も縁起の良い鶴亀・松竹梅などが
描かれたものです。
「千歳飴」のその起源は
江戸時代、今から約300年前、
「生類憐れみの令(しょうるいあわれみのれい)」で有名な
5代将軍・徳川綱吉の頃といいます。
そのころ、
江戸浅草寺の門前で七兵衛さんが飴を売り出したのが
始まりといわれている。
当時は
「千歳飴(せんざいあめ)」とか
「千年飴(せんねんあめ)」とかいっていました。
また、当時は、子供が短命で亡くなることも多かったので、
長寿を祈って細長い紅白の飴を1本ずつ、
合計2本の飴が袋に入っていました。
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この「千歳飴」起源・由来は
1825年(文政8年)、
柳亭種彦(りゅうていたねひこ)が書いた
「還魂紙料(かんこんしりょう)」に記されているという。
(千葉大学名誉教授の松下幸子氏いわく)
「千歳飴」の起源・由来とされる江戸浅草寺の門前ですが
今現在、七五三の「千歳飴」の起源は、
「神田明神(かんだみょうじん)」が「千歳飴発祥の地」というのだ。
東京都千代田区外神田2−16−2
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そして、
神田明神の参道前に「天野屋(あまのや)」というお店に
千歳飴が売っている。
また、その千歳飴はある意味でも有名で、
あのスマップの香取信吾さんが主演した
ドラマ「薔薇のない花屋」(共演:竹内結子さん)の
汐見英治(香取慎吾)が千歳飴を購入した店なのだ。
こんな話を聞くとぜひその千歳飴発祥の地の千歳飴を
「天野屋」さんで手に入れたものだが、
ホームページがあるので気になる人はぜひチェックをしてみてください。
千歳飴が入ったあの長い袋には「元祖千歳飴」と書いてあります。
なお、その千歳飴は、ご祈祷された方に
七五三の時、11月だけではなくて
1年中のお土産の中には入っているそうですよ。
とにかく千歳飴は、
「親が子供に長生きしてもらいたい」
という健康長寿を親が愛しい子供に願ったものですね。
追記
千歳飴の長さ・太さには決まりがあり
直径14.5mm以内、長さ3尺(1m)以内なのです。
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