富士山の山開きにひじきを食べる!!地元の人しか知らない謎の由来とは!?

富士山 春

富士山の山開きでは、地元周辺地域では、

ひじきを食べるというのですが、その謎にせまります。


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富士山の山開き7月1日には、

伝統的な家庭料理地元周辺地域に存在します。



それが、コレ!!



「ひじきとじゃがいもの煮物」ですーー。


ひじきとじゃがいもの煮物のレシピはクックパッドでご覧ください。


各家庭で作って食べたりするのですが、学校の給食にまで出るほど、

なじみ深い食べ物なのです。


じゃがいもは「新じゃが」を使います。



富士山の山開きのひじきとじゃがいもの煮物の由来は?


富士山の山開きのひじきとじゃがいもの煮物の由来は、

江戸時代から続いていているもので、

海の幸のひじき山の幸の新じゃがいもを食べることで、

富士山登山の安全無事と、暑い夏の健康を祈願するというものです。



富士山を信仰する人たちの登山の案内や宿泊を世話したりする人、

御師(おし)と呼ばれる人の家では、

必ず山開きの日には、ひじきとじゃがいもの煮物を作って、

それを富士山や神棚に供えています。


その習慣が、一般家庭にも広まったものといわれています。


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「なぜ、じゃがいもなの?」


「なぜ、ひじきなの?」



と疑問を持つと思います。




まず、じゃがいもについてですが、

この富士山周辺の地域は、土壌が稲作や農業には向いていないところでした。



そこで、唯一つくることができたのは、じゃがいもでした。


じゃがいもは、たくさんなり、日常からよく食べられていたんですね。



この富士山周辺の地域では、本来、じゃがいものなる時期は、

7月末頃なのですが、富士山の山開きのために

若い、新じゃがいもを掘り起こし、料理に使うのです。



そして、ひじきは、海藻で、ミネラルたっぷりの食材です。


海の豊かさを感じるために、じゃがいもといっしょに入れて、

富士山の山開きの祈願の日、祝いの日として、

ひじきとじゃがいもの煮物は、

山の恵みと海の恵みを感じることのできる豊かさを感じる

「ご馳走」として食べられていたんですね。




最近では、ひじきとじゃがいものほかに、

油揚げや人参、シイタケ、絹さやなども入れられて、

見た目も鮮やかで、味も美味しくなってます!!



追伸、

今では、全国各地の学校給食でも、

この富士山の山開きの「ひじきとじゃがいもの煮物」の習慣を紹介して、

給食のおかずとして、学校の子ども達に出されている所があるんですよ!!

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