アインシュタインの脳の構造と違い!!日本で保存発見!?一般人と同じ!?
アインシュタインの脳と構造
あの天才、アインシュタインの脳は、「わたしたち、普通の人の脳と何が違っていたのでしょうか?」
そのアインシュタインの天才の脳の秘密が、なんと科学的に証明されました。
一般人と比べた脳の構造や重さ、大きさなどの違い、そして、一般人と比べて、ある細胞が異常に多かったことがわかりました。
また、なんと!あるところにアインシュタインの脳があり、それが常設展示されていていて、見ることができる所があります。
そして、日本のあるところに、アインシュタインの脳が保存・保管されていたのです。
それでは、アインシュタインの脳のついてお伝えします。
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アインシュタインの脳と凡人の脳の構造の違い|重さがなんと!神経細胞が!?
アインシュタインの脳を死亡した後に詳しく調べたら、わかったことです。
脳の構造は、通常、左脳と右脳にわかれて、その間に、「シワ」というか「ミゾ」があります。
それが、アインシュタインの脳は、普通の人より、浅かったのです。
これが、どうゆうことを意味するかというと、普通の人よりも、左脳と右脳の間の情報交換が活発に行われて、情報伝達のスピードも速かったというです。
よく言われる「頭の回転」が速かったのです。
そして、アインシュタインの脳の構造は、左右の脳の能力差がスバ抜けて、少なかったというです。
普通の人からは、うらやましい脳力です。
アインシュタインの脳は左脳と右脳のミゾが浅く、情報伝達がスピード早く、また左右の脳の能力差も極めて少なかった。
ここで、天才といわれるアインシュタインの脳は、さぞかし「脳が大きかった、重たかったのではないか?」と思いますよね。
そこで、アインシュタインの脳の重さと大きさなのですが、
アインシュタインの脳の重さは、1230g
この重さがどうかというと、
一般の男性の脳の重さの平均は、1400g
実は、なんと平均より、270gも、脳の重さは軽かったのです。
驚きですよね。
頭がいい人は、脳ミソがいっぱい詰まっていて、脳が重いし、大きいと思ったのですが…
このことから、「頭が大きいから、頭が重いから頭がいい」というのは、迷信ということですね。
アインシュタインの脳の重さは平均より軽かった
また、アインシュタインは、実は、学校の成績はよくありませんでした。
いわゆる、なんと「落ちこぼれ」だったのです。
天才と呼ばれる人は、普通の人とは違った感性や見方、考え方があって、凡人のための既存の教育では、推し量ることができなかったんでしょうね。
そして、「脳の神経細胞の数はどうだったのか?」ということですが、これも普通の人と変わりありませんでした。
アインシュタインの脳の神経細胞の数は、普通の人と同じだったのです。
アインシュタインの脳の神経細胞の数は、普通の人と同じ
しかし、実は、ある細胞が普通の人とは明らかに違っていました。
その細胞の名は「グリア細胞」。
アインシュタインの脳には、この「グリア細胞」が、普通の人に比べて、はるかに数が多かったのです。
この「グリア細胞」が、どんな細胞かといいますと、神経細胞に、酸素や栄養分を送り、神経伝達がスムーズに行われるようにする働きをもっている細胞です。
また、この「グリア細胞」の働きは、それだけではなく、傷ついたダメージを受けた神経細胞を見つけ出して、その傷ついたところを保護して、さらに、傷ついたダメージを受けた神経細胞の修復を早める働きもするのです。
そして、「グリア細胞」は、神経細胞の成長を促進して、記憶や学習に関わる脳の働きに大きく関与しているのです。
アインシュタインの脳は、神経細胞の成長を促進して、記憶や学習に関わる脳の働きに大きく関わっている「グリア細胞」が極めて多かった
このことから、アインシュタインの脳は、普通の人よりも、桁外れで脳の働きが活発だったということが、科学的に証明されていました。
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ところで、アインシュタインの脳の重さや科学的に神経細胞の数などが証明されているわけですが、実は、アインシュタインの脳は、現存してます。
非常に興味があるアインシュタインの脳の実物を見たいものですが、次にお伝えします。
アインシュタインの脳が保存されている!!日本で保管!?見れる!?
実は、アインシュタインの脳は、現存しており、保存・保管されています。
これは、アインシュタインの死後、病理学長トーマス・ハーベイ博士によって解剖され、脳は、家族の許可なく、個人で秘密裏に保管され、40年間研究に使われていたのです。
その後、アインシュタインの脳は、切り分けられて、研究者たちの手に渡ったため、現在、脳全体としては、残念ながら残ってはいません。
しかし、脳を薄く切って、スライドガラスに乗せられて、顕微鏡で観察しやすいように、染色されて、残っているのです。
↓残念ながら見れなくなってしまいました。(>_<) m(_ _)m
「
また、まだ脳の一部は、ホルマリン漬にして残っているともうわさはされていますが、その真意のほどははっきりわかりません。
そして、そのアインシュタインの脳が保存・保管されている場所は、アメリカのフィラデルフィアの「ムター博物館」で常設展示で公開されており、一般人でも見ることができます。
「日本では見れないのか!?」と思いますが、
実は、日本にも、アインシュタインの脳が保管・保存されているのです。
驚くべきことに日本にもアインシュタインの脳があるんです。
しかも、なんと2人の手に渡っていたのです。
1人は、アインシュタイン研究者で有名な近畿大学元教授の杉元賢治氏、
もう1人は、神経病理学の権威の新潟大学脳研究所名誉教授の生田房弘氏であります。
現在、アインシュタインの脳の標本は、日本では、近畿大学と新潟大学脳研究所に保管されています。
しかし、アインシュタインの脳は、残念なことに見ることはできないようです。
ぜひ見たいものですが、どこかで、公開展示されることを切に願います。
ちなみに、お隣の韓国では、国立ソウル科学館で「大韓民国2005アインシュタイン特別展」が開催され、その時に、アインシュタインの脳の一部が3ヶ月間展示されたんですよ。
しかも、韓国で展示されたアインシュタインの脳は、なんと日本の近畿大学元教授の杉元賢治がハーベイ博士から入手して保管してきたものだったんです。
だから、日本でも見られるといいですよね。
実際のアインシュタインの脳全体の貴重な画像と貴重なアインシュタインが動く映像はこちら
まとめ
天才、アインシュタインの脳は、普通の人の脳とは、やはり違っていました。
普通の人よりも活発に脳が働いていたことが、科学的に証明されていました。
天才には、天才の秘密があったという訳です。
しかし、脳の大きさ・重さは、普通の人と変わらなかったは驚きです。
ただし、普通の人と違っていた脳の構造等は以下のとおりでした。
脳の左脳と右脳にわかれている間のシワ(ミゾ)が浅かったことにより、左右の脳間の情報交換が活発に行われ、情報伝達のスピードも速く、また、左右の脳の能力差がスバ抜けて少なかったのです。
そして、神経細胞の成長を促進して、記憶や学習に関わる脳の働きに大きく関わっている「グリア細胞」が、普通の人より、はるかに数が多かったのです。
だから、アインシュタインの脳は、普通の人よりも、桁外れに「脳の働きが活発だった」ということがわかりました。
また、そのアインシュタインの脳は、現存していて、まるまる脳全体としては残っていませんが、薄く切られた標本として、アメリカのフィラデルフィアの「ムター博物館」で常設展示で公開されています。
そして、日本でも、アインシュタインの脳の標本が存在していて、現在、近畿大学と新潟大学脳研究所に保存・保管されています。
日本では、常設展示されていませんが、なにかの機会にぜひ公開してほしいと切に願うばかりです。
ぜひアインシュタインの脳をこの目で見てみたいですね。
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