スタッドレスタイヤの寿命と見分け方とは?重要な2つの判別方法!

冬の雪の時期になると絶対必要なスタッドレスタイヤ!

スタッドレスタイヤの寿命と見分け方は知っていますか?

「このスタッドレスタイヤ、大丈夫かな?」なんて心配するのも嫌ですが、スタッドレスタイヤを購入しようと思うと高いので、そうそう買い替えはできませんよね。

そこで、スタッドレスタイヤの寿命と見分け方をお伝えします。

スタッドレスタイヤの寿命の見分け方をきちんと知って、賢く安心・安全に雪道を走りたいものです。


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スタッドレスタイヤの寿命

スタッドレスタイヤの寿命は、人によっていろいろといっていますよね。


様々な情報があって、正直、「寿命は何年なのか?」 「何年もつのか?」 「何年まで大丈夫なのか?」わからなくなります。


そこで、スタッドレスタイヤの寿命について、お伝えします。



早速ですが、日本自動車タイヤ協会によると

タイヤの寿命は「製造後10年」といいます。


タイヤを購入してから10年、ではなくて製造後10年です。


実は、タイヤがいつ製造されたか、タイヤを見れば知ることができるんです!タイヤの側面に刻印されている数字でわかります。


画像ではタイヤに数字が刻印があることがわかると思いますが、(クリックすると画像が大きくなります)


タイヤ 側面 製造年


「DKN3713」

と刻印されていますが、最初の2桁の数字「37」が製造週次の2桁の数字「13」が製造年になります。


「13」=2013のことで、仮に「10」だったら、2010年製造ということになります。


したがって、このタイヤは、2013年の37週に製造されたタイヤということがわかります。


37週ということは1週間は7日だから、37週×7日=259日だから、259日÷30日=8.633…

だから、8月になり、2013年8月に製造されたタイヤということがわかります。


ちなみに、1999年以前の製造のタイヤは、下3桁の数字で製造年週を示しています。

最初の2桁の数字は「週」、最後の1桁の数字は「年」を意味します。


例えば「309」の場合は、最初の2桁の数字が30なので、30週、最後の1桁の数字が9なので、1999年を意味します。でも、こんな古いタイヤを持っている人はいないか…



だだし、また一般的に広くスタッドレスタイヤの寿命は「3~5年」といわれています。

これはタイヤメーカーや販売店でいわれているスタッドレスタイヤの寿命年数です。


これはなぜかというと、あるタイヤメーカーの人の話によると、溝の深さが大丈夫でも、年数が経ったスタッドレスタイヤは保管方法や保管場所によって、ゴムの品質が劣化・変質するためといいます。
そして、3~5年を過ぎると、スタッドレスタイヤとしての性能が半減するというデータがあるといいます。


スタッドレスタイヤの寿命は、「製造後10年」、「3~5年」 どっちを信じればいいんだ!ということになりますが、そこで、スタッドレスタイヤの寿命を左右する重要な2つ「溝の深さ」「ゴムの品質」を確認する簡単な見分け方をお伝えします。


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スタッドレスタイヤの寿命に重要な2つの見分け方

スタッドレスタイヤの溝の深さ|寿命かどうかの見分け方

スタッドレスタイヤの溝の深さの寿命かどうかの見分け方は、「スタッドレスタイヤのプラットホーム部分をみる」 ということです。


このプラットホーム部分は、スタッドレスタイヤの寿命を示す目印で、目で見て確認できます。


プラットホームがある場所は、タイヤの側面に印(△や↑)があり、その延長線上の溝の中にあります。)

スタッドレスタイヤ プラットホーム マーク

これがプラットホームの画像です。↓(クリックすると拡大します。)

スタッドレスタイヤ プラットホーム


画像の真ん中のでっぱりのプラットホームは、新品のスタッドレスタイヤの溝の深さが50%、半分の位置までついていて、そこまですり減ると、プラットホームが道路との接地面に出てきてこれがスタッドレスタイヤの寿命ということになります。


要は、溝が半分減ったら、プラットホームが露出したら、そこでスタッドレスタイヤとしての寿命になるんですね。冬用のタイヤとしては使用できません。
この場合は、新しくスタッドレスタイヤを購入したほうがいいです。

少しわかりにくい場合は、こちらご覧ください。

ヨコハマタイヤのスタッドドレスタイヤのサイト


もしも購入する際は、スタッドレスタイヤもいろいろなメーカーがあって、価格もまちまちで、どれがいいか悩みますが、人気なタイヤが間違いないと思います!
スタッドレスタイヤの人気第1位のタイヤがなんとコレとは!?


ただし、このスタッドレスタイヤの寿命は、積雪路面や凍結路面を走る冬用のタイヤとして寿命なので、まだ夏タイヤとしては使用できます(^^


スタッドレスタイヤのゴムの品質|寿命かどうかの見分け方

そして、スタッドレスタイヤの寿命の溝の深さの見分け方はわかりましたが、実は、目で見て寿命を見分けることができないのが、それが、スタッドレスタイヤのゴムの品質、「ゴムの硬さ」です。

スタッドレスタイヤは、ゴムのやわらかさが命です。


ゴムが硬くなると、積雪路面や凍結路面での食いつきが悪くなり、滑ったり、止まりが悪くなったり、グリップ性能が悪くなってしまいます。

溝はちゃんとあるのに、「滑る!」「止まらない!」というケースは、スタッドレスタイヤのゴムが硬くなっているせいです。

ゴムが硬くなるのは、スタッドレスタイヤのゴムの劣化や変質によるもので、タイヤの使用年数や保管方法、保管場所によって、ゴムの硬さが変わってきます。

しかし、このゴムの硬さは、目で見て寿命を見分けることができません手で触ったりしてもわかりません


そこで、スタッドレスタイヤのゴムの硬さをはかる計器「タイヤ硬度計」というものがあり、これでゴムの硬さをはかることができます。


このようにタイヤ硬度計が売っていたりしますので、購入して自分でゴムの硬さをチェックすることができます。


タイヤ硬度計の詳しくはこちら↓


タイヤ硬度計はタイヤ硬度計の下部に針が出ていて、その針をスタッドレスタイヤに押し付けることで、タイヤの硬度が測定できます。

タイヤ硬度計の読み方は、数値が

  • 56まで(まだまだ使えます
  • 56~60(= 要注意 → 使えるかもしれませんが、そろそろ交換を考えましょう!
  • 60を超える(交換時期です!!

ということになります。


タイヤの硬度は、タイヤメーカーやタイヤの種類によって、適正な硬さは異なるそうですが、この数値がおおよその目安になります。


しかし、タイヤ硬度計は少々高い?ので、実は、カーショップやタイヤ専門店などに、「タイヤ硬度計」がありますので、行って測定してもらえます。


なかなか行きずらいとは思いますが、そこは勇気をもってカーショップやタイヤ専門店などに行って、「スタッドレスタイヤの硬度を計ってください!」と言って、タイヤの硬さをはかってもらいましょう!

どうしても、気がひける人は、スタッドレスタイヤの見積もりを取ってもらうだけでも、店員は喜ぶと思いますよ。(買わなくても…)



まとめ

以上でしたが、

スタッドレスタイヤの寿命の目安
「製造後10年」「3~5年」ですが、
スタッドレスタイヤの寿命の見分け方は2つで「溝の深さ」「ゴムの硬さ」でした。

そのスタッドレスタイヤの寿命の見分け方とは、

  1. スタッドレスタイヤのプラットホーム部分を見る。溝の深さが50%以下になっていないか。
  2. スタッドレスタイヤのゴムの硬さは適正か

ということでした。


スタッドレスタイヤの溝の深さが50%以下になった(プラット―ホームが出た)場合、
タイヤ硬度計で測定してゴムの硬度が60を超えた場合は、
間違いなく新しいスタッドレスタイヤに交換することをおすすめします。


スタッドレスタイヤの寿命は、走行距離、走行路面、走行方法、保管方法、保管場所によって、左右します。人それぞれ違うのです。

スタッドレスタイヤの寿命を伸ばしたい、もたせたいという人はこちらをご覧ください。

スタッドレスタイヤの保管方法!長持ちさせる重要な3つの秘密とは?


正直、スタッドレスタイヤは高いので、「まだ、持つんじゃないか…」と買い替えをためらったりしますが、スタッドレスタイヤは、命を預ける重要なものです。

少しでも、不安があるようなら、買い替えたほうが、絶対に安心できていいです。

スタッドレスタイヤの購入費の4、5万をケチって、事故にあって、車が廃車、ケガをした…なんてことになったら、元もこうもありません。

ちなみに、私は雪国に住んでいて、12月から4月くらいまで通勤用として車を使用していますが、スタッドレスタイヤは 4~5年を目安に買い替えております。

ぜひ冬の雪のシーズン前にスタッドレスタイヤをチェックして安全に冬を迎えましょう!

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