亀の手とは?生息場所と旬の時期、意外な採り方の注意とは?

亀の手とは?生息場所と旬の時期、採り方の注意


亀の手は、人気漫画『おいしんぼ』日本テレビ系列のバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』のDASH島で話題になりました。


そもそも亀の手とは何なのか?


そして、どうせならいっぱい採りたいですから、亀の手の生息場所や旬の時期、採り方の注意などお伝えします!

※地域によっては、漁業権がある場所もあります。
一般の方が採った場合、漁業権侵害として罰せられることがあります。
亀の手を採って、生業にしている漁師さんがいますので、しっかり確認の上、亀の手採りを楽しんでください。


※2013年12月17日に公開した記事ですが、上記の必要な文言等を追記、修正して2018年2月10日に再度公開しました。

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亀の手とは?生息場所は?



亀の手はその名の通り、亀の手そっくりの石灰質の殻をもつ岩礁海岸の固着動物です。


「亀の手」に雰囲気がそっくりで奇妙な形ですよね(^^


カメノテ 亀の手

そして、亀の手は、甲殻上綱顎脚フジツボ亜綱完胸目ミョウガガイ科で、あのフジツボに近い仲間なんですね。

よく見かけますよ!フジツボはこんなの↓


フジツボ

それで、亀の手の大きさは、普通、3~4センチ 程度ですが、中には7センチに達するものもあるそうです。(私はそのようなものは採ったことがないですが…ぜひ見つけたいものです(^^


亀の手の生息場所は、岩やテトラポットの隙間にびっしり並んで張り付いています。



海辺で亀の手を見つけるのは、比較的簡単です。


岩と岩の隙間くぼみに寄り添うように固着してます。


そして、亀の手は、日本各地で生息しています。


お近くの海で探してみてください。案外います。(灯台もと暗しだったりします。)


市場には、あまり出回っていないのですが、産地としては、千葉・静岡・愛知・和歌山・山口・長崎などがあげられます。


また、四国や九州あたりでは、一般的な食材として家庭で親しまれているそうですよ。

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■亀の手の旬・時期は?




旬は夏なので、

流通は、5月~8月が多いです。


春から採れるんですよ。


ぜひ探してみてください!




■亀の手を採るには?採り方




亀の手を見つけるのは比較的簡単ですが、採る時手を切る心配がありますので、自分で採るという方は気をつけてください。


軍手をぜひしてください。


そして、足場が悪い場所がある場合は、長靴など滑りにくい靴を履くことをおすすめします。


必要な道具は、マイナスドライバー」のみ


亀の手は、岩場に固着してますので、亀の手の根元から切っていきます


こんな感じで↓動画をぜひ見て効率よく採ってください!!





実は、動画では、すんなり採れていませんが(^^; 亀の手は、群生しているので、少し採りますと、他の亀の手がガサッと採りやすくなり、根元からキレイに採ることができます。


そして、岩場の濡れたところですと、乾いたところよりも簡単に、亀の手を採ることができます。


ときには、ゴッソリ採れたりしますよ(^^


コツとしては、茎状の部分が食べられる部分なので、ここをなるべく残すように採ります。



※地域によっては、漁業権がある場所もあります。
一般の方が採った場合、漁業権侵害として罰せられることがあります。
亀の手を採って、生業にしている漁師さんがいますので、しっかり確認の上、亀の手採りを楽しんでください。



亀の手を採ったら、さあ食べる番ですが、亀の手の調理法・おいしい食べ方、驚異の味、隠された栄養の秘密、心配な貝毒・食中毒などこちらでお伝えします。


「簡単な亀の手の調理方法とおいしく食べる方法、驚異の味に秘められた秘密とは?」

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12 Responses to “亀の手とは?生息場所と旬の時期、意外な採り方の注意とは?”

  1. さち より:

    島根県浜田か広島県に近い所で亀の手が取れる所を知っている方教えて下さい。

    • makotti より:

      さちさん、コメントありがとうございます!

      私は島根県浜田や広島県に近いところには住んではいませんが、調べたところによると岩場があれば「亀の手」は生息しているようですよ。

      ちなみに、広島県福山市内海町 田島の鳶が巣海岸では実際に生息いる「亀の手」を掲載しているブログがありました。
      そのブログはこちら↓
      http://imawosetuniikiru.at.webry.info/201105/article_20.html


      しかし、ここで注意が必要です!

      最近は規制が厳しくなって、記事にも書いていますが、地域によっては、漁業権がある場所もあります。知らずにとってしまって、御用…なんてことにも。

      これくらいの情報ですがいかがでしょうか(^^;

      「亀の手」採りは宝探しみたいで楽しいです。うちの子供は大喜びでした(^^ 「ここにもある! ここにも!!」なんて。
      最高の経験になるし思い出になりますしね。(最初は気味悪がって恐る恐る採ってましたけど)

      また何かありましたらどうぞよろしくお願いします!

      • 20歳バイトの女の子 より:

        こんにちはカメの手探しても全く見つからずフジツボとワカメヒジキくらいしか見当たりませんみんな根こそぎクソ取りしてるから居ないのでは海岸の地元の人に聞いても見たことないとか三浦海岸三浦島行ったけど見当たらないテトラにもいないしいないのに取れるとか動画出してる人に殺意さえ感じます。

        • makotti より:

          20歳バイトの女の子さん、コメントありがとうございます!

          楽しみに探していたのに、見つからずに大変残念でしたね。

          地元の人に聞いて見たことがスゴイです。よく聞きましたね(^^)

          情報としてそれが一番ですから。

          根こそぎ採られたのか…

          主に、カメノテは岩場に着くので、
          そういった所であれば、どこでも生息しているものなのですが…

          満潮時は水没しますが、採るのなら干潮時に限ります。

          生息場所は、波に洗われるような岩場に着きます。

          大人でも非常に危険な所に生息していますので、採る際は足場等に十分注意して採ってください!

          コメント大変感謝です。

    • 丸山 より:

      テトラポッドにも少量群生しますよ

  2. 斎藤 より:

    亀の手は漁業権が付いている事が多いです。不用意に生息場所や取り方などを書いて漁業権を侵害するようなことをしないでください。私の住んでいるところでも亀の手の密猟が多く困っています、

    • makotti より:

      斎藤さん、はじめまして。

      記事を読んで頂きまして大変ありがとうございます。

      そして、コメントも投稿していただき感謝です。

      さて、今回指摘いただきた件で、記事に追記、修正を行いました。

      確かに、斎藤さんが指摘するような密猟が行われていることは非常に悲しい事態です。

      そのようなことは絶対にしてはいけません。私も斎藤さんと同じ思いです。不本意です。

      そして、私がこの記事を書いた理由は、子供との体験からです。

      私の地域では漁業権はありません。だから、子供と一緒に亀の子採りを楽しむことができました。

      これは子供との貴重な時間、経験、体験でした。私もそうですが、子供にとってもスゴク楽しい思いをすることができました。

      この貴重な時間、経験、体験を他の皆様にも共有していただければという思いから書かせていただきました。

      身近の海には、こうゆう生物がいて、こうやって採って、食べることができると。

      その思いだけです。子供にとって貴重な経験、体験、社会勉強のひとつと思っております。

      だから、斎藤さんからのコメントには正直、大きなショックを受けましたし、非常に悲しい思いになりました。

      どうしようかと私自信も思い悩みましたが、今回、記事に注意書きを追記、修正し対応致しました。

      斎藤さんがいわれるようなことがないよう祈るばかりですが、漁業権をしっかりと確認の上、亀の手採りを楽しいで頂ければ幸いです。

      斎藤さん、今回、本当に貴重なコメントを頂きまして、大変ありがとうございました。

      また何かありましたら、どうぞよろしくお願い致します。

  3. 丸山 より:

    兵庫県明石方面の漁港のテトラポッドでも亀の手は少量群生してますね
    漁業権の有無はその場の漁港の漁師の方に聞くのが一番手っ取り早いです。

    • makotti より:

      丸山さん、はじめまして!

      記事を読んで頂きまして大変ありがとうございます。

      そして、コメントも投稿していただき感謝です。

      情報をいただきました!

      また漁業権も
      「その場の漁港の漁師の方に聞くのが一番手っ取り早い」
      というコメントもいただき、そのとおりですね(^^

      それで、生活をしている人がいらっしゃいますので、
      その人のことを思いますと、
      マナーをきちんと守って、楽しみたいものですね。

  4. ゆき より:

    岩手県(秋田、仙台)でカメノテ取れる場所知ってる方居ましたら教えて下さい

    • どこにもいないね より:

      カメの手採りに行ったけど三浦海岸と葛西臨海公園のテトラ隙間見たけど居るのはツブ貝とカラス貝やカキくらいいなくて取れなくて頭にきたからヤケクソでツブ貝取りました。三浦海岸に行き聞くと貝類は漁業権なんとかイライラしたからワカメしかなくワカメ採りました。東京から二時間かけて行き採れないいないはイライラします。誰か先に採ったんかな?

      • makotti より:

        どこにもいないねさん、記事を読んで頂きまして大変ありがとうございます!

        そして、コメントも投稿していただき感謝です。

        時間もかけて、とても楽しみにして採りに行ったのに採れなくて、スゴク残念でしたね。

        亀の手が生息しているか、いないかが、先にわかればいいのですが、、、こればっかりはどうにもなりませんね。

        場所によっては、先にとられた可能性は否定できません。

        今度行かれるときは、戦略のひとつとして、5月に入ったらすぐに行ってみるとか、早い時期に行ってみてはいかがでしょうか。


        亀の手は固着して移動しない生物なので、根こそぎ採ってしまうと、その後は楽しむことはできません。

        一家族くらいであれば、両手ですくえる位の量があれば十分だと思いますので、同じ場所からまとめて採りよりは、複数の場所から少しずつ採るようにすれば、後々たくさん楽しめるのでといいと思うのですが、、、こればっかりはですね。

        コメントありがとうございました!

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