日本の絶滅危惧種の数とリスト一覧
環境省では、野生生物の保全のために、
絶滅のおそれのある種類を的確に把握するために、
また、世間一般への理解や啓蒙する必要があることから、
レッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)
を作成して、公表しています。
哺乳類の2割、鳥類の1割、両生類の3割が
絶滅危惧種に選定されています。
過去と比較して、絶滅のスピードが増していることから
心配されています。
では、いったい日本では
どのくらいの絶滅危惧種の数があるのでしょうか?
見ていきましょう。
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その日本の絶滅危惧種の数は、
3,716 種 です。(2020/3/27現在)
これを多いというのか、少ないというのか。
私は、正直ビックリで、すごく多いのだなあと思いました。
日本の絶滅危惧種数のリスト一覧は
こちらの環境省のホームページでご覧できます。
(別添資料3 環境省レッドリスト2020)
環境省ホームページ
日本での絶滅危惧種のリストの一覧はすごく多いので
みなさんが知っているはずであろう主な種を
あげてみます。
・タガメ、ゲンゴロウ
タガメ
![タガメ](https://makotti.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ゲンゴロウ
![ゲンゴロウ](https://makotti.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
田んぼが近くにある地域で育った人なら
知らない人はいないと思います。
・ニホンザリガニ
![](https://makotti.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
田んぼや用水路などですぐに見つかるはず、
と思っている人もいるでしょうが、
今現在、日本で繁殖しているザリガニのほとんどが
アメリカザリガニなどのが外来種です。
・ハマグリ
![ハマグリ](https://makotti.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
日本人が古くから慣れ親しんできたハマグリですが、
わたしたちの食文化に溶け込んでいますが
実は絶滅危惧種に指定されていて、
国産の物はほとんど流通していません。
今現在、流通しているものは、
ほとんどが輸入物であったり、
外国である程度まで育ったものを
日本で育てたものばかりです。
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そして、最近話題になったのは
新たに絶滅危惧種に選らばれた、
ニホンウナギ
です。
最近、ウナギが取れなくて、
日本人の好きな鰻の蒲焼が高騰し、
手の届かない庶民の味になってきました。
泳ぐ姿は貴重かも!?
そして、残念なら絶滅してしまった種があります。
それは、ニホンカワウソ。
絶滅危惧種から、残念ながら、絶滅してしまいました。
![ニホンカワウソ](https://makotti.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ニホンカワウソは、川の中下流部や海岸部に生息し、
主に魚や甲殻類を食べるイタチ科の哺乳類です。
すごく可愛いですよね。
1979年、高知県須崎市の新荘川での目撃が、
最後の記録となり、環境省は
ニホンカワウソが絶滅したものと判断しました。
残念です。
日本の絶滅危惧種の数は、3,597種。
わたしはこんなにも多くの生物の種が
失われつつあることにビックリしています。
今盛んにエコや環境保全が叫ばれていますが
今のこの環境を壊さないように
次の世代につなげていきたいと
子供のいるまこっちパパも強く思います。
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