蒸留酒!二日酔いしないその理由とはこうだった!

蒸留酒とは?二日酔いしにくいお酒
ロック

「このお酒は二日酔いしにくいんだよ!」

というフレーズを聞いたことありませんか?

お酒の種類はあるのですが

二日酔いしにくいお酒があり

それが蒸留酒になります。



そこで、蒸留酒とは何か?

なぜ蒸留酒が二日酔いしにくいのか?

お伝えします。


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その前に、二日酔いのメカニズムを知っておく必要があります。


お酒には、アルコールが含まれていますが

そのアルコールは、飲むと肝臓で分解処理されます。


肝臓の中では、どのように処理されるかというと

アルコールは、肝臓に存在する

アルコール脱水素酵素などの働きにより分解され、

「アセトアルデヒド」という物質に変化します。


そして、アセトアルデヒド脱水素酵素により、

最終的には、炭酸ガスと水にまで分解される仕組みです。



このアルコールを分解する過程でできる物質

「アセトアルデヒド」という物質が二日酔いの原因なのです。


この「アセトアルデヒド」が、有害物質で

頭痛や吐き気の原因となるのです。


頭痛 二日酔い

二日酔いは、肝臓でアルコールがきちんと最後まで

すべて分解できないために、

アセトアルデヒドが体内に残っているために

起こる現象です。


ですから、

お酒の飲み過ぎで、アルコールが分解できなくて

二日酔いになってしまうことがあるのです。


肝臓に負担がかかって、アルコールの分解処理が追いつかないんですね。


しかし、肝臓に負担をかけない、お酒があります。


それが、蒸留酒なんです。


ここで、蒸留酒とは、いろいろな種類がありますので

あげます。  

・テキーラ
・ウイスキー
・ブランデー
・コニャック
・焼酎
・ウォッカ
・ジン
・ラム
・泡盛


いろいろな種類の蒸留酒がありますが

その製造方法に特徴があります。


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蒸留酒は、清酒やワインなどの醸造酒を沸騰させたりして、

アルコール分を高めて、不純物を取り除いたお酒です。


不純物が含まれていると

それを分解するのは肝臓ですから

肝臓に負担がかかります。


しかし、蒸留酒は、

水とアルコール以外の不純物が少ないために

肝臓に負担をかけないために

アルコールをうまく肝臓で分解して処理できるので

二日酔いになりにくいのです。


また、古い寝かした、熟成されたお酒も、二日酔いになりにくいです。


よくウイスキーやブランデーなので「○○年熟成」

とか聞きますね。




なぜかというと、ウイスキーやブランデーなどは

樽で寝かせて、熟成させるわけですが

その樽の中で、寝かせる過程で、

ゆっくり化学変化を起こし、

味に重要な変化をもたらします訳ですが、


それが、わたしたちの体にも、重要な変化をもたらすのです。


どうゆうことかというと

アルコールは、肝臓の中で分解処理されるのですが

その分解処理の過程をこの樽の中で一部行われているのです。



熟成が若いウィスキーと古いウィスキーを比べますと

実は、古い熟成されたウィスキーの方が

アセトアルデヒドの含まれている量が多い
のです。


蒸留所

アセトアルデヒドといえば

さきほど言いましたように

二日酔いの原因となる物質ですが

それが多く含まれているのは

逆によくないんじゃないの?

と思いますが、良く考えてください。


アルコール → アセトアルデヒド


と肝臓で分解されますが

アセトアルデヒドの量が、

熟成された古いお酒に多く含まれているということは

アルコール分解の過程の一部が、樽の中で行われたため

わたしたちの体に、肝臓にかかる負担が減り

二日酔いになりにくいというのです。



このような理由から、

蒸留酒は、二日酔いになりにくい

というメカニズムになります。



お酒は『百薬の長』と呼ばれ

体にいいといわれています。


しかし、それは、適量を守って飲めば

ということになります。


また、肝機能には、個人差があって、

アルコールを分解しやすい・しにくい人

がいるのも事実ですし

疲労やストレスなどによっても

その機能を左右します。


お酒の飲み過ぎは、やはり体によくありません。


適量を守って、楽しくお酒を飲むことは

体にいいことですので

たまには、休肝日も設けて、

おいしくお酒を頂きたいものです(^^

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