ゲン担ぎの意味とは!?何でそういうの!?これだけは知っておきたい真実!

ゲン担ぎに!なんていう言葉をよく聞いたり、使ったりしますが、あなたは「ゲン担ぎ」って本当はどうゆう意味かご存じですか?

「ゲン担ぎって、どうゆう意味?」「ゲン担ぎって、なんでゲン担ぎって言うの?」

私はハッとしたのですが、子供に聞かれてしっかりと答えることができるか?と思ってしまいました…

今年、甥っ子が大学受験をしたのですが、そうゆう受験の時期にはいろいろなゲン担ぎといわれる行為、物が周りに溢れます。

その「ゲン担ぎ」の言葉の成り立ちにおもしろい事実があるのですが、それではゲン担ぎの意味、なぜをゲン担ぎと言うのか見ていきましょう!

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ゲン担ぎの意味とは!?

ゲン担ぎの意味とはこうゆうことです。

ゲン担ぎ

「験を担ぐ」を名詞として扱う際の表現。
これから行うことが良い結果となるように祈願する意味を込めて行われる行為などを意味する語。

引用元:Weblio辞書 


また、

験を担ぐ(げんをかつぐ)は、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆をおしはかること。
また、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にすること。
縁起を気にする事。
験担ぎ(げんかつぎ)とも言う。

引用元:Wikipedia 


整理するとこうなります。

ゲン担ぎとは

  • これから行うことが良い結果となるように祈願する意味を込めて行われる行為など。
  • 以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで、また良い結果が出るように期待できると感じることができること。
  • 縁起を気にする事。

だから、ゲン担ぎの意味は、これから何かやる事に対して、良い結果を得られるような行動を実践したり、縁起が良い物を用いたりすることによって、運を上昇させようとする意味です。

だから、これにはこれを用いると良い!ということもあるでしょうし、前にこれをしたから、今回もこれがいいという行動や行為、物があるでしょう。



例えば、一般的によく言われているのは、試合に勝つために 「カツ」を食べる!です。

私は小学生の頃、野球をやっていましたが、試合の前日の夕食に、母親がトンカツを揚げてくれました。

「さあ! トンカツを食べれば、スタミナがつくし、明日の試合はカツだから勝てるよ!」

なんて会話が我が家の食卓にあがっていました。

しかし、今現在では、運動をする前日にカツを食べることが、科学的にどうかといわれることもありますが、にわかに信じられているゲン担ぎのひとつです。

色々なエピソードがあるかとは思いますが、あなたもそうゆうことはありませんでしたか?


また、メジャーリーガーのイチロー選手のルーティンも有名です。

打席に入った後の構えるまでの一連の流れのような動きは毎回同じですが、これもゲン担ぎです。

左打席に入って、バットを持った右手をピッチャ-に向けて、左手でユニホームの右肩の辺りをつまみ少し引っ張る。

このおなじみのポーズです。

失礼しました(^^;

これはイチローさんのモノマネをする芸人、ニッチローさんでした。

私的に登場シーンがシュールで面白かったので動画を掲載させて頂きました。

こちらが正真正銘、本物のイチローさんです。




そして、ゲン担ぎの「ゲン」はカタカナではなく、「験」という漢字になります。

験担ぎって何?

ゲン担ぎって、なんでゲン担ぎと言うのか?

違う意味でも疑問が出てきます。

そこで、次は、ゲン担ぎの意味不明と思われる言葉の成り立ち、そして意味を理解するのに避けては通れないゲン担ぎの語源をお伝えします。

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ゲン担ぎの言葉の意味とは!?その語源!

「ゲン担ぎ」は、その言葉を直訳すると意味はこうなります。

縁起にとらわれる


それでは、縁起にとらわれるとはどうゆうことか説明していきます。

まず「ゲン」を漢字にすると「験」ですが、これは実は当て字になります。

「験」は、昔から神仏に授かった効果や医薬品の効き目の意味がありますから、漢字で書こうとしたときに「験担ぎ」としてしたいう説が有力です。

あやかることや授かることが大好きな日本人の発想からです。


そして、その言葉の成り立ち、語源は、江戸時代に流行った逆さ言葉からきているのです。

現在も逆さ言葉は多く使われていていますが、その逆さ言葉は隠語的なものが多く、日本には古くからありました。

ショバ(場所)、ネタ(種)、トウシロウ(素人)、ガサ入れの”ガサ”(探す)などなど、思いつくものでこれだけありあます。

よく芸能人なども逆さ言葉を使っていますよね。例えば、ハワイのことをワイハとか。

そして、その「ゲン」という言葉ですが、
江戸末期の江戸・京都・大阪の風俗、事物を説明した百科事典的意味を持つ風俗誌の守貞謾稿(もりさだまんこう)にこう出てきます。

「江戸にて吉兆を縁起といひ、京坂にて儀縁という」


「縁起を担ぐ」の「縁起」を逆さにした、関西地方の俗語「起縁(ギエン)」。

この「ギエン」から「ゲン」へと変化したと考えられています。


そして、一方、 なぜ「担ぐ」という言葉を使うのか?

担ぐというと、重いものを肩にのせて支えることですが…

それは、御幣担ぎ(ごへいかつぎ)という言葉から来ています。

御幣とは、神主さんが祭祀の時に使う、白い細い紙を細長い木の棒に挟んだお祓いなどに使う祭具のことです。


神主さんが御幣を担いで、不吉なことや厄、縁起が悪いことをお祓いをすることを「御幣担ぎ」というのですが、そこから「縁起担ぎ」という言葉が生まれて、そして「ゲン担ぎ」へと変化したと考えられています。

ちなみに、縁起や迷信を気にすることや、そういったものにとらわれている人を「御幣担ぎ」とも言い、「ゲン担ぎ」と同じ様な意味で用いられたります。

さいごに

ゲン担ぎ」とは

  • これから行うことが良い結果となるように祈願する意味を込めて行われる行為など。
  • 以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで、また良い結果が出るように期待できると感じることができること。
  • 縁起を気にする事。

それがいい意味になるのか、悪い意味になるかは、あなた次第。(どこかで聞いたフレーズですが)

縁起にとらわるというと、あまりいい言葉のように感じません。とらわれるなんて。

しかし、心理学的にはゲン担ぎは効果があるといいます。

プラスイメージを持って行動できるので、良い結果を引き寄せやすいといえます。

悪いイメージを持っていては、絶対に良い結果を得られないことは、皆様もご承知ですよね。

ただし、あまりにもゲン担ぎにとらわれすぎると、そのゲン担ぎから外れた行為や事、物を感じ取った場合、心理的にマイナスイメージ、悪いイメージを抱いてしまいます。

だから、それをコントロールするのはあなた次第というわけです。

ちなみに、私は良いことは胸に刻み、悪いことは聞き流しています。

毎日、妻は朝のテレビ番組の今日の占いを気にしてみています。

占いの結果に一喜一憂していますが、私は良いことを聞くと気分を良くして、悪いことは参考として聞き流しています。

あなたは、ゲン担ぎ、どうしますか!

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