坂口安吾のおすすめ 衝撃的な代表作品「堕落論」過激なあらすじ!

坂口安吾のおすすめ堕落論のあらすじ



『堕落論』(だらくろん)は

1946年(昭和21年)に発表された

昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である

坂口安吾の代表的評論作品である。


多くの作家や評論家にも賞讃されました。


発表されたのが、敗戦直後ということで

戦後の日本人の人間として本質を問い

「堕落」こそが必要不可欠な物と説きましたが

その当時は、相当、世間を騒がせた

現在も賛否両論があるほど、

強烈な評論作品といわれています。


そして、敗戦後の日本の人々へ

明日へと踏み出すための道しるべ

にもなったといわれ

当時の若者たちから

絶大な支持を得たという評論作品です。


それでは、『堕落論』(だらくろん)のあらすじ

を見ていきましょう。

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「半年のうちに世相は変わった」と始まる。


戦地から帰ってきた兵士たちは闇屋となり、

また、男を戦地に送った女たちは

夫の位牌を事務的に扱うようになった。


そのようになったのは

「人間が変わったのではない。」


「人間は元来そういうものであり、

変わったのは世相の上皮だけのことだ。」

という。



終戦後、わたしたちは、

あらゆる自由を許されたわけだが、

人間はあらゆる自由を許されたときに、

みずからの不可解な限定と

その不自由さに気づくものなのである。


人間は、永遠に自由ではあり得ないのである。


なぜなら、人間は日々生きていて、

また、いずれは死なねばならず、

そして、人間は考える生き物だからである。


政治改革は、一日にして行なわれるが、

人間の変化はそう簡単には行かないものである。


戦争がどんなに物凄いものであっても

人間自体がどうにかなるものでもない。


人間の本質は変わることはない。


ただ、人間へ戻ってきただけなのだから。

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人間は堕落するものである。


義士も聖女も同じように堕落するものだ。


それを封じることはどうしてもできないし、

また、押さえ込むことによっても、

人を救うことはできないのである。


人間は生き、人間は堕ちる。


そのこと以外には、

人間を救うための便利な近道はないのである。


これは、戦争に負けたから、敗戦したから

堕ちるとうことではない。


人間だから堕ちるのであり、

生きているからこそ、

堕ちるということだけのことなのである。


堕ちる道を堕ちきることで、

自分自身を発見し、救わなければならないのである。


坂口安吾『堕落論』の詳しくはこちら↓



以上、あらすじでした。


戦争があって、しかも、敗戦直後に書かれたこと作品から

私たちが生きる現在とは、

考え方や価値観が違っていると思います。


しかし、戦争中に情報操作や価値観を植え付けられたことを

真正面から立ち向かうその姿勢が

戦後を立ち上がろうとする人々に

一矢の光を見出させてくれる作品ではなかったと思います。



それにして、一般的な物事だったことを

ひっくり返して、否定する

坂口安吾のこの作品『堕落論』は

やはり今でも強烈である。


今現在でも、多くの人から

賛否両論があるというのはわかります。



『堕落論』では、天皇や武士道にも触れていて

本を読むことで、

戦争中、戦後の時代背景もわかり

当時の考え方を理解できると思います。

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