ごちそうさんで出てきた「魚島季節(うおじまどき)」とは何?

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の第7週「たいした始末」では、

大阪の古い習慣「魚島季節(うおじまどき)」という言葉が

でてきます。


これは何だろう?と思い少し調べてみました。

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4月から5月にかけて、

鯛が産卵のために瀬戸内海へ群れをなして

陸地近く集まり小島のように見えることからこの現象を「魚島(うおじま)」といい、

この豊漁の時期を「魚島季節(うおじまどき)」と呼んでいます。


昔から鯛は高級食材で、祝いごとでしか食べるられない大変な御馳走。


そんな鯛が大量に捕れ、しかも最も美味しいこの時期は、

鯛が安く手に入る時期でもある。


魚島季節には

大阪の船場では、親戚同士や親しい家の間

大盤振る舞いでの鯛を贈答する風習がありました。


この魚島季節の風習は、江戸時代から大正頃まで続いたといわれています。


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「ごちそうさん」で、め以子が嫁いだのは、

大正時代末期ですから、昭和の初め頃には、

すでにこの風習を行う家も少なくなったいわれ、

近年いつでも新鮮な魚が味わえるようになったため、

魚島と言う言葉も聞かれなくなりました。


この魚島季節の産卵期の鯛は、

産卵に備えて、赤みが増して、身が肥えて脂がのっているため、一番美味しくなります


そして、この魚島季節の鯛は、きれいなピンク色に色づいていることから、「桜鯛」と呼んでいて


また、産卵を終えた鯛は、味は落ちてまずく、この時期は麦の収穫期からちなんで「麦わら鯛」と呼んでいます。


ドラマ中で、船場の文化はある面では、道具の文化であると言っていました。


道具の文化があったということは、その道具のを通してのお付き合いがあったのですね。


この魚島季節の鯛を贈答する風習は、

そうした船場の文化、お付き合いの重要な催しのひとつだったのです。

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