トランス脂肪酸の健康被害や病気と対策|衝撃!!そんな悪い影響もある!?

アメリカの食品医薬品局(FDA)が、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸が安全でないと判断し、食品への使用禁止になりそうです。

そもそもトランス脂肪酸による健康被害や病気が何があるのか?それを防ぐためにはどのような対策があるのか?


「こんな影響もあるの!?」というような体に悪い影響があり、アメリカの報告では衝撃的なデータの報告もあります。


それでは、トランス脂肪酸の健康被害や病気と対策についてお伝えします。


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そもそもトランス脂肪酸は、脂質に含まれる脂肪酸の一種で、牛や羊、ヤギ、シカなどの肉や乳などにも含まれますが、その多くは植物油を加工する工程でできるといいます。



トランス脂肪酸の健康被害や病気は?




トランス脂肪酸を多く摂ると、

血液中の悪玉(LDL)コレステロールを増やし

さらに、善玉(HDL)コレステロールを減らす

働きがあることがわかっています。



そのため、トランス脂肪酸によって、動脈硬化が進行し、心臓病(狭心症や心筋梗塞など)になりやすくなるという

重大な健康被害が起こる恐れがあるのです。


また、さらには、以下の数多くの心配なことがあるんです。



  • アトピーなどのアレルギー症への悪影響
  • 不妊症のリスクが高まる
  • 免疫機能を低下させる
  • 骨の発達に悪影響
  • 痴呆の引き金になる
  • 母乳の質を低下させる



いろいろな影響があり、妊婦さんや赤ちゃんがいるなど女性への影響も実に大きいですね。


以上の数多くの悪い健康被害や病気の影響の可能性があることから、アメリカの食品医薬品局(FDA)では、トランス脂肪酸は安全でないことを発表したといわれています。



これが「トランス脂肪酸が体に悪い」といわれている理由です。




悪者!?トランス脂肪酸の驚くべきデータ報告とは!?


そして、アメリカの疾病対策センター(CDC)の報告では、トランス脂肪酸の規制により、健康被害を減らすことでき、なんと年間2万人もの心筋梗塞を防ぎ、心臓病による死者を7000人減らすことができると推定しているというのです。



さらに、また、ハーバード大学の研究者らのグループの研究報告によると、1997年の推計で、アメリカでは少なくともトランス脂肪酸で年間30000人も余計に心臓病で死んでいると報告もあるくらいなのです。



これを聞いてしまうと、ゾッとしていまいます。トランス脂肪酸は怖いと…


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トランス脂肪酸の健康対策|どうすればいい?基準は?


このように、トランス脂肪酸による健康被害の研究、報告が多数あるため、世界保健機関(WHO)は2003年に、「トランス脂肪酸量は総エネルギー摂取量の1%未満とすべき」と勧告しているのです。



この量がどうかというと、計算してみると、平均的な日本人では、1日に消費するエネルギーは平均約1,900 kcalなので、平均的な活動量の場合には、トランス脂肪酸の量は「1人1日当たり 約2グラム未満」が目標量ということに相当します。




日本の食品安全委員会は、日本人のほとんどが世界保健機関(WHO)の目標である総エネルギー摂取量の1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいといっていますが、

最後に、

「しかしながら、脂質に偏った食事をしている人は、留意する必要がある」


との見解、注意を出しています。





欧米諸国では、トランス脂肪酸に対する規制や基準を設けたりして、健康被害を防ぐための対策をしてますが、我が国日本では、まったく何の対策もしておらず、野放し状態というのが実情です。

(消費者庁よりガイドラインを設けていますが、あくまでも自主的なもので、2015年8月現在、表示の義務や基準は現在ありません)



そこで、さらに、いろいろと調べますと、こんな報告もありました。




2007年に金城学院大学薬学部が「脂質栄養学」誌で、発表している内容では、日本人のトランス脂肪酸の摂取量は、すでに安全域を超えているという報告も。


こんな報告を知ると非常に心配になってきます。

近年の日本人の食の欧米化やコンビニなどでも様々な美味しいものが簡単に手に入って食べられるなどの影響のためではないでしょうか。



これは、トランス脂肪酸に対して、食べる量に注意した方がいいのではないか。



ここで、こんなデータもあります。


平成22年の1世帯当たりのマーガリンの年間消費量

 1,260g

(マーガリン類の日本農林規格に係る規格調査結果
「独立行政法人農林水産消費安全技術センター」)



マーガリンには、100g中 10g 、なんと食品中の10%にトランス脂肪酸が含まれているといわれています。


これは、純粋にマーガリン自体を購入したデータだけなので、トランス脂肪酸が多く含まれている食品のお菓子類、パン類、ドーナツ、フライドポテトなどを含めると、実に多くのトランス脂肪酸を私たちは食べています



近年の急速な食生活の欧米化、食品流通の発達などや特に若者のや子供のトランス脂肪酸の摂取が増えていると考えられることから、心臓病(狭心症や心筋梗塞など)などの冠動脈疾患もそうですが、肥満による生活習慣病ガンリスクの上昇なども招く恐れがあります。


個々のトランス脂肪酸を多く含む食品を食べないように気をつけることが大切ですが、どのくらいトランス脂肪酸が含まれているのか、私たちが知ることは、チェックすることは、至難のことです。



ですので、
まずできることは、食事は食べすぎないように適切な量を食べ、偏った食生活をしないように、栄養バランスに気を配り、いろいろなものを少しずつ食べることが、一番簡単なトランス脂肪酸対策になると思います。


食生活全体に関心を持って、適度においしく食べて、病気にならないように、健康的な毎日を送りたいものです。

それにしても、食品中に含まれるトランス脂肪酸の含有量が気になりますが、こんな食品に、こんなものにも多くのトランス脂肪酸が含まれているのか!と思ってしまいます。
衝撃!!マーガリンやパン、ビスケット、カップヌードル、ポテトチップスなどのこんなにも多くの食品に含まれるトランス脂肪酸含有量

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